Rokiのチラ裏

学生による学習のログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

ブログを移転する

ブログを移転することとした. 記事の移行は考えていないため, こちらのブログはそのまま残しておくことにする. 移転先: roki.log

markdown から数式のみを取り出して PNG として出力し該当箇所をパスで置換

なんだか簡単な使い捨てスクリプト程度にしようと思っていたものの, 微妙にしっかり作ってしまったのでその記録. この記事の執筆時現在, このログのように, gitbook でのビルドが失敗することがある. 発生する条件としては, 文中に大量の数式があり, それを …

Proof of infinite geometric series

16.8 float のしくみ · ThePolitewaylearntoCPP17 の補足記事。命題「 は のとき収束し、その値は である。 のとき発散する」は、高校数学の範囲なので、特別に取り上げる必要はないと思ったが、コンテンツ内容をなるべく自分で書いた文章のみ完結できるよう…

Divergence of the sum of the reciprocals of the primes

素数の逆数和が発散する事(式 )についてメモ。 素数の逆数和が発散することの証明には Harmonic series*1 が発散する事(式(2))を利用する 式 (2) の証明には、式変形、等式変形による不等式の評価を行う方法と、積分を用いた不等式評価など*2による方法があ…

zlib ラッパー

C++

少し以前に実装したものの話題となるが、zlib のラッパーを自作ライブラリの方に実装したものの、ブログに特に書いていなかったのでそのメモ。次のように利用できる。 テストは次のように、フリードキュメントである赤毛のアンのテキストを圧縮/解凍をし、そ…

TMP におけるバインドとその利用

C++

私の観測範囲内ではあまり有名で無いようなので発信。バインドとは C++ において Callable を満たすものに対し引数の束縛を行い、束縛済みの新たな Callable オブジェクトを生成する事を広義に言うが、これを TMP で行うにはどうすれば良いか。つまり例えば…

maximal length sequence

M系列に関する学習メモ*1。 import Test.HUnit import System.IO mulcon :: Int -> Int mulcon 0 = 1 mulcon n = (a * mulcon(n - 1) + b) `mod` m where a = 3 b = 0 m = 7 mc :: [Int] -> [Int] mc = map mulcon main :: IO (Counts, Int) main = runTestT…

sha-2 の理論と実装

ふと国内でもある程度取り上げられている記事 Learn Blockchains by Building One – Hacker Noon を見て自分も何か実装してみるか〜と思ったのだが、私の観測範囲内では C++ の sha-2 ハッシュ関数がライブラリとしてあまりよく整備されていない気がしたので…

Searching and Manipulation of Parameter Packs

C++

2014 年頃に提案されていたペーパー、N4144, Searching and Manipulation of Parameter Packs をふと見かけて少し思うところがあったのでそれについてのチラ裏記事(特別新しい技術、発想ではないと思うのだが、何だかんだ同じような事をしている有名どころを…

haskell $ 演算子の挙動

プログラミング言語 Haskell における演算子$に関するメモ。 次の関数 は指定範囲の数列のうちの偶数の二乗の総和を求める関数である。 f x y = sum $ map (^2) $ filter even [x..y] g x y | x < y = f x y | x > y = f y x main = print $ g 1 10 これは次…